OSX(Leopard)を再インストールする度にデータをバックアップするのが面倒なので、ハードディスクを増設して、ユーザーホームディレクトリやWebサーバのドキュメントルートとしてマウントすることにした。
NFSとautofsの組み合わせを試したんだけど、ユーザーがログインしないとマウントされず、ログアウトした後は勝手にアンマウントされることを知らなかった。
[auto_homeの解除]
auto_masterファイルを編集し、/home以下のオートマウントを解除します。
$ sudo vi /etc/auto_master # auto_masterの/homeで始まる行をコメントアウト #/home auto_home -nobrowse $ sudo automount -vc
[fstabの作成]
まずマウントするハードディスクのUUIDを調べます。ハードディスクがマウントされた状態であれば、diskutilコマンドでFile SystemやUUIDを調べることができる。例えば/Volumes/homeに対するdiskutilコマンドを以下に示す。
$ diskutil info /Volumes/home
表示されたUUIDを使ってfstabにマウントの設定を入力します。OSXの/etc内には元々fstabファイルがありません。以下のコマンドでfstabファイルを作成、編集するそうだ。
$ sudo vifs
fstabがエディタで開かれる。エディタ自体はviのようだ。UUID=09A91546-84DF-392A-B1A3-A41A48E1F95C、File SystemがJournaled HFS+のハードディスクを/homeにマウントする場合、以下のように入力する。
UUID=09A91546-84DF-392A-B1A3-A41A48E1F95C /home hfs rw 1 0
最後にユーザーがログアウトしてもマウントが解除されないようにAutomountDisksWithoutUserLoginを有効にする。
$ sudo vi /Library/Preferences/SystemConfiguration/autodiskmount.plist # autodiskmount.plistに以下の内容を入力し、保存 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> <plist version="1.0"> <dict> <key>AutomountDisksWithoutUserLogin</key> <true/> </dict> </plist>
再起動すれば指定されたマウントポイントにハードディスクがマウントされている。
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